裏世界における亜細亜
裏世界では民族によって特質があるが、中でも特異なのは亜細亜である。
彼らは他と違ってかなり若い容姿を持つ。体が老いることが無いのだ。
それは、【輪廻】という特質を持っている所為である。
彼らは生まれてから成人の姿まで成長することは出来るが、ある程度までいくと成長が止まり、体が過去の姿に巻き戻っていく。戻る際には0歳児ではなく、5歳程度の姿まで。
そしてまた成人に成長…というように繰り返していく。
繰り返すのは体だけで、知識や精神などの内面的なものは、通常の成長と同じように増えていくのみ。
これが【輪廻】という特質だ。
ちなみに、"ある程度まで"というのはかなり個人差がある。中年までいくこともある。だが、最低でも50歳以上の姿にはならない。
亜細亜民族は【輪廻】の所為で死にづらく、不老不死の者が一番多い。
古参の者も存在する。(世界誕生の日を生きていた者も居たり…)
他と比べて年寄りばかりで、死なないので住人の入れ替わりも少ない。
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