桔梗の話
・裏世界管理委員会の前線担当。
・管理人の中で二番目に年寄り。
・天籟の弟。
・兄弟関係はとても良好。昔から全く変わっていない。
・生まれたときにはなぜか一人で、兄と一緒に暮らすことはなかった。
・日本の田舎生まれ。
・隠れた農村で【忌者】として虐げられながら生きていた。
・汚い檻に入れられ、見世物のようになっていた。
飯も満足に食えなかった為、あまりの空腹に人間を襲って食べた。
・人を喰いすぎて、【人喰い鬼】になってしまった。
額から前髪を割いて長く鋭い二本の角が生えており、瞳孔は獣のように鋭く長くなっていた。(鬼の特徴。)
・外の世界に出てから角は縮み、暫く経つと完全に消えた。
人以外のものも口にするようになったからだと推測される。
・【鬼】という【人外】になったことによって、【外の世界】のことは思い出せた。
が、管理人の目覚めには足らなかったようだ。その当時にはまだ管理人ではなかった。
・天籟を助け出した張本人。
・天籟のことを彼が女性の時から「兄様」と呼び慕っていた。
・【鬼】になった後のどこかで、天籟と再会(?)し、数か月は二人で暮らしていた、らしい。
・なぜ離れてしまったのかは今ではもう覚えてない、とのこと。(基本的にその辺りの記憶は曖昧。)
・天籟が自分のことを忘れていたのは、なんとなく予感していたらしい。
・天籟がまだ知らなかった【外の世界】の知識を教え込んだのも彼。
・新しいもの好きなので、よく旅をしていた。(天籟と離れていたのもこれの所為?)
・ある時また旅に出て、天籟が管理人となってしばらく経ってから再会したが、
そのときには全盲になってしまっていて両目とも義眼(という名のただの球体)だった。
どうやら、旅先のドイツにて何かの実験に関わらせてもらった際にそれが失敗して失くした、という。(ここら辺も曖昧。)
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